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2018年11月5日

お口に関する豆知識&子育てあれこれ HARUMACHI diaryはこちら
 
 
アメリカでは約100年前から、国を挙げてデンタルフロスの使用が推奨されてきました。
1997年にアメリカ歯周病学会が発表した衝撃的なスローガン、それが「Floss or Die」です。
フロスをするか死ぬか!
少々過激な表現ですが、それほど歯周病予防にデンタルフロスが大事ですよ、という思いが込められているのでしょう。
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しかし、数年前にAP通信が報じた記事が話題になりました。「フロスの有効性を証明する論文の科学的根拠が乏しい」というものです。要するに、論文に問題があるという内容だったのですが、これが針小棒大、ついにアメリカの食事生活指針からフロスが削除されるという事態にまで発展してしまいました。
もちろん、科学的根拠が乏しいのだから国としては支持しづらい、というのはわかります。しかし、この記事によってイコール、デンタルフロスは効果がないとするのは早合点です。

歯についた汚れを検査する際、歯科医院で歯をピンク色に染め出した事があると思います。この時歯科医院では、「PCR」といってどれくらい歯ぐきにプラークが残っているかをチェックしています。しかし、歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯ぐき付近にあるプラークを取り除くのはかなり困難です。
これを効果的に取り除くのにデンタルフロスは向いています。

では、なぜ上記の記事のような科学的根拠に乏しいという結果がでたのでしょう?
理由はいくつか想定されています。デンタルフロスがプラーク除去に有効なことはアメリカにおいて常識のレベルだったため、そもそも研究した論文が少ないというもの。また、デンタルフロスは使い方の一定の技術が必要なため、トレーニングされているかどうかで結果に大きな差がでてしまうというもの。
現在、アメリカでもデンタルフロスの科学的根拠を証明する研究は進んでいるようです。

実際に体験し使い方をトレーニングし、上手にデンタルフロスを使う事が出来れば、歯を守るためにとても役に立ってくれるはずです!
 
 
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